BE:自分が存在している瞬間を意識する
BE PILATES
ありのままの自分自身で良いのです。自分自身を認め肯定する、潜在能力を最大限に引き出すお手伝いをします。
*時間を応相談になります。
*現在、平日夜、土日のコースはいっぱいです。
*お問合せ願います。
マシンピラティスは身体の体幹を意識して行うなど、マットピラティスと基本的なところは変わりません。マシンピラティスで使われるリフォーマーやキャデラック(トラピーズテーブル)は、リハビリテーション用のベッドに手を加えたものと言われています。
これらの機械を使用することで、身体の歪みをなくすためのトレーニングにかかる負荷を調整することができます。キャリッジ(ベッド)の上で寝た状態でエクササイズをするので、身体を安定させて体幹をしっかり鍛えることもできるでしょう。 立って行うエクササイズでは、転倒しないようバランスをとることが本能的に優先されてしまいます。転ばないように腰が引けたり太ももや肩に無駄な力が入りやすくなったりすると、腰痛がある方などは正しいフォームでエクササイズができません。
リフォーマーやキャデラックを使ったピラティスでは、体幹を床(ベッド)についた状態で腕や足をロープやバネにつなぎます。上にあげた腕や足が揺れているときには、中心がぶれているということがすぐにわかります。 姿勢の中心がずれていることに気づきやすいため、すぐに正しい姿勢に修正でき正しいフォームの感覚が身につきやすいです。
マシンピラティスには「リフォーマー」「キャデラック」の他に「バレル」「チェアー」という機械があります。全ての機械を使用することでマットピラティスだけではできない、600種類のエクササイズを可能にしました。 またマシンピラティスでは体に掛ける負荷が自由に調整できますし、マシンが身体の動きをサポートしてくれますので、腰が痛い方や体力に自信が無い方でも安心して取り入れて頂くことができるエクササイズです。
痛みの無い健康な体を作っていくためにもトレーニングはとても大切です。そんな日々のトレーニングにピラティスを取り入れてみるとしっかりと整った身体にしてくれます。
BE PILATESでは全てBalanced Body社のマシンを使っています
Balanced Bodyとは…世界最大のピラティスマシンメーカー
Balanced Body社(本社:カリフォルニア州サクラメント)は1976年以来、フィットネスやリハビリテーションの専門家向けに高品質のピラティス器具を製造してきました。
ジョセフ・ピラティスが発明した28の米国特許と多数の外国特許、さらに申請中の特許を組み合わせて、多くのピラティスマシンを開発しました。そして今もなお、開発を継続しています。
Balanced Body製のピラティスマシンは世界100カ国以上で愛用されています。
世界No.1シェアの高品質なピラティスマシンといえます。
よく同じカテゴリーになっているけど一体どう違うの?と疑問に思う方も多いかと思います。
また「どちらが自分の目的に合っているだろう?どっちを始めたら良いかな?」と迷っている方は意外に多いです。
「ピラティス」と「ヨガ」実は全然違うものなんです。目的や成り立ちも違いますし、トレーニング方法や効果も違います。
まずはピラティスとヨガ、それぞれの成り立ちや目的の違いから説明します。
ピラティスは、1883年頃ドイツで生まれたジョセフ・H・ピラティス氏が考案したエクササイズです。
彼は幼少よりリウマチ熱や喘息、くる病に悩まされ、呼吸器系が弱く病弱でした。
そこで自分の健康を改善するためさまざまな運動を試し、自らトレーニング方法を考案しました。
その中にヨガが取り入れられているので、ヨガに似ている部分があります。
第一次世界大戦が勃発した頃、ピラティス氏はイギリスにいました。
彼は在住外国人として収容所に収容されたのですが、その際、拘留者の先頭に立って日課のエクササイズプログラムを指導しました。
1918〜1919年にインフルエンザが流行したのですが、
彼が率いるエクササイズをおこなった者のなかで体調を崩したものがいなかったことから注目される事になり、負傷兵のための病院で勤務員として働くよう命じられました。
そこで30名の患者の担当になり、怪我をした患者へ毎日動ける範囲でエクササイズを教えました。
この当時は、まだ西洋医学が未熟で、手術かモルヒネ投与以外の治療があまりなかった頃でした。
この時代の看護はベッドで安静にすることしかなく、筋萎縮や有酸素容量の低下、免疫力の低下をもたらせました。
ピラティス氏のエクササイズは患者の体力の回復力を早めるのに役立ちました。
リハビリや体力回復のため寝た状態でできる器具を使ったエクササイズが考案されました。
その器具を使った運動はマシンピラティスの始まりといわれています。
第一次世界大戦後、1926年にピラティス氏がアメリカへ渡った際に、妻で看護師でもあったクララに出会い、2人はニューヨークでピラティススタジオを開きました。
2人が開いたスタジオと同じビルにニューヨークシティバレエ団がありました。
ピラティス氏のエクササイズ方法はダンサー達に受け入れられ話題になりました。
ピラティスはインナーマッスルや体幹を鍛え関節のまわりを柔軟にし、正しい姿勢に導き身体を健康的に整えることが目的です。
一方、ヨガは約4500年前の古代インドで、仏教やヒンドゥー教の修行のひとつとして始まったことが起源です。
呼吸法や瞑想で心と身体、精神を結び付け、心身を安定した状態にすることが目的になります。
その中から呼吸法とポーズに重点を置き、リラックスしながら心身を整えるためのものとして、現在のヨガの形ができました。
ピラティスは床の上で行うマットピラティスに加えて、ピラティス独特の機器を使うマシンピラティスがあります。
ピラティスのエクササイズの目的は腹筋をはじめとした
インナーマッスルを鍛え、姿勢を正し、骨盤や脊柱を正しい位置に矯正し、バランス感覚を向上させ、体全体を強くすることにあります。
内面から鍛えていくピラティスですが、結果として無駄のない引き締まった外見を得ることも可能です。
また、骨格のゆがみを整えることによって内臓の働きも良くなり、免疫力が上がるといわれています。
インナーマッスルを効率よく鍛えることによって代謝があがり、筋力不足を解消すると共に脂肪を燃焼することができるエクササイズです。
ピラティスは胸式呼吸で行います。
ピラティス独特の胸式呼吸は交感神経を活発化させ、心と体を活性化させる働きがあるといわれています。
ピラティスは動きながら自分を内観していく「動く瞑想」とも言われています。
正確性を求められることにより、体とともに頭を使うエクササイズなので体全体を使うことになります。
一方、ヨガは呼吸に合わせてさまざまなポーズで静止します。
体重を上手く利用して負荷をかけ、ゆっくりと動いてポーズをキープします。さらにポーズから次のポーズへのスムースな流れを大切にします。
ポーズのキープによってストレッチや筋肉を鍛えられる効果があるので体が柔軟になり、引き締まっていき感覚が得られます。
ヨガは腹式呼吸です。
呼吸を意識することで瞑想の状態を作り出し心身を安定させます。
腹式呼吸で副交感神経を活発化させてリラックスやストレス解消の効果もあります。
心身共に安定し、エネルギーに満ち溢れ幸福で穏やかな感覚を得ることができます。
どちらも呼吸と運動を組み合わせながらも、
ピラティスは身体を整えるトレーニング、
ヨガは心の安定を、より効果的に実現することが目的となっています。
BePilates
チーフインストラクター 西山 真希